は、ホストへの物理データパスアタッチメント上で以下のデバイスを検出します。
- Sun StorEdge A5000 アレイ
- Sun StorEdge A3500-FC RAID コントローラ
- Sun Fire V880 Disk
- Sun StorEdge D2 アレイ
- 内部ファイバチャネルディスク
- ファイバチャネルテープデバイス
The ??? は、/etc/fcswitch ファイルを読み取ることにより、Sun StorEdge Network FC switch-8 および switch-16 スイッチを検出します。さらに、[サブネット] 機能によって、SNMP 問合せに応答する Sun StorEdge Network 2 Gb Switch-16 スイッチおよび Brocade Silkworm 1 Gb および 2 Gb スイッチに対してスキャンするための、IP ネットワーク接頭辞が要求されます。
The ??? は、Brocade Silkworm スイッチを自動的に検出しません。現在の作業領域は、Brocade Silkworm スイッチの IP アドレスを /etc/fcswitch ファイルに自動的に追加します。
The ??? は、すべてのホスト上の Sun StorEdge T3 および T3+ アレイログファイルをスキャンすることにより、Sun StorEdge T3 および T3+ アレイを自動的に検出することができます。有効な IP 名またはアドレスを含むエントリが構成に追加されます。
The ??? は、Storage Service Processor の /etc/host ファイルを使用して、Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズを検出します。
Sun StorEdge 3900 または 6900 シリーズシステムの検出
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直接接続ストレージ (DAS) 環境用の Sun StorEdge 3900 シリーズストレージシステム、および記憶域ネットワーク (SAN) 環境用の Sun StorEdge 6900 シリーズストレージシステムは、完全な、設定済みストレージソリューションです。エンドユーザーは、サブシステムの内部コンポーネントに対して限定されたアクセス権しか持っていませんが、システムのストレージ機能は完全に利用することができます。
[デバイスの検出] ウィンドウで [Sun 3900/6900] ボタンを選択すると、Storage Automated Diagnostic Environment は Sun StorEdge 3900 または 6900 シリーズ システムの問合せを行います。 Sun StorEdge 3900 または 6900 シリーズ システム内の Storage Service Processor の IP アドレスまたは名前を選択する必要があります。それによりマスターは、ローカルに問合せを行うか、または Sun StorEdge 3600 または 6900 シリーズ システムに対して選択されたスレーブ アドレスを問い合わせます。
- [製品/検出方法] プルダウンメニューから、[Sun 3900/6900] を選択します。
- [ホスト上で実行] プルダウンメニューから、次のように選択します。
- マスターが Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズ構成である場合は、[ホスト上で実行] プルダウン メニューから [ローカル] を選択します。
- スレーブが Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズ構成である場合は、[ホスト上で実行] プルダウン メニューからスレーブの Storage Service Processor を選択します。
この手順では、すべての Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズ構成上に config_solution(1M) コマンドを使用して Solution.golden ファイルが作成されていることを前提としています。
Solution.golden ファイルは、Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズの製造およびアップグレード時に作成されるか、またはコンポーネントの交換時に作成されます。
- [監視の停止] チェックボックスをオフにします。
- [Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズの検出を確認] をクリックします。
この機能では、local /etc/hosts ファイルを使用して、Storage Service Processor 上での検出を行います。
サブネットを使用した LAN 上の Sun StorEdge デバイスの検索 | [ 上へ ] |
[サブネット] ボタンを使用して、LAN 上の Sun StorEdge Network FC switch-8 および switch-16 スイッチ デバイス、Brocade Silkworm スイッチ、および Sun StorEdge T3 および T3+ アレイを検索できます。
- 検索するサブネットの IP アドレスを入力します。
- 検索するサブネット名の接頭辞を入力します。
サブネット機能により、サブネット内の有効なデバイスが検索されます。
検索結果は、マスター エージェントに返されます。マスター エージェントは、最近検出された有効なデバイスを、サブネットからメインの構成ファイルに移動します。
Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ メッセージ監視の設定 | [ 上へ ] |
Storage Automatic Diagnostic Environment ソフトウェアに Sun StorEdge T3 または T3+ アレイからのメッセージを監視させるには、
Sun StorEdge T3 または T3+ アレイの /syslog を、Sun StorEdge T3 および T3+ アレイを監視するようインストールされ設定されたホストにミラー化する必要があります。
- syslog メッセージを転送するように Sun StorEdge T3 アレイとホストを設定する手順については、『Sun StorEdge T3 and T3+ Installation and Configuration Manual』(Part No. 816-4769-10) を参照してください。
- T3 および T3+ アレイ メッセージ ログ ファイルに与えられた名前を各ホストに設定する方法については、「ホストの保守」セクションを参照してください。
デバイスを手動で追加するには
- [一般保守] メニューで [デバイスの追加] リンクをクリックします。
- 必要なフィールドに情報を入力します。
必須入力フィールド
Sun StorEdge A3500FC アレイ
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスを識別するために使用するデバイス名を入力します。
- デバイスのシリアル番号を入力します。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
Sun StorEdge A5000 アレイ
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスを識別するために使用するデバイス名を入力します。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
Brocade Silkworm スイッチ
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスを識別するために使用するデバイス名を入力します。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
- Storage Automated Diagnostic Environment が Brocade スイッチにログインするために使用するオプションの telnet パスワードを入力します。
- ネットワークでホストを識別するための IP アドレスを入力します。
Sun StorEdge D2 アレイ
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスにアクセスするために使用するデバイスパスを入力します。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Environment の主ホストを選択します。
- ホストでデバイスを識別するために使用する Sun StorEdge D2 アレイのシリアル番号を入力します。
内部 FC ディスク
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
Sun StorEdge Network FC Switch-8 および Switch-16 スイッチ
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスを識別するために使用するデバイス名を入力します。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
- Storage Automated Diagnostic Environment が Sun スイッチにログインするために使用するオプションの admin/telnet パスワードを入力します。
- ネットワークでホストを識別するための IP アドレスを入力します。
Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスを識別するために使用するデバイス名を入力します。
- Storage Automated Diagnostic Environment が Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ デバイスにログインするために使用するオプションの telnet パスワードを入力します。ユーザーには既存の Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ パスワードを変更する権限がないことに注意してください。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
- ネットワークでホストを識別するための IP アドレスを入力します。
FC テープ
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスを識別するために使用するデバイス名を入力します。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
Sun Fire V880 FC-AL ディスク
- Storage Automated Diagnostic Environment がデバイスを識別するために使用するデバイス名を入力します。
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
仮想化エンジン
- 実際にデバイスの監視を行う Storage Automated Diagnostic Environment の主ホストを選択します。
- [監視の開始] ボタンをオンにします。
- デバイスの追加が完了した後で、[スレーブ構成をプッシュして、選択されているスレーブを更新] をクリックします。
[選択したスレーブを更新] 機能は、1 つ以上のデバイスを追加または更新した後でスレーブの構成を更新するために必要です。
[デバイスの保守] ウィンドウを使用して、ホストが各デバイスを監視するように設定します。You can also use this window to change the name that the ??? が電子メール通知の際にそのデバイスの参照として使用する名前を、このウィンドウで変更できます。
Be aware of the host's access method when making decisions about
which devices the ??? が監視するデバイスを決定するときには、ホストのアクセス方法に注意してください。
- Sun StorEdge A3500-FC アレイは、ファイバ チャネル ケーブル経由で接続されていて Sun StorEdge RAID Manager コマンドを実行できるホストから監視します。
- Sun StorEdge A5000 アレイ、Sun Fire V880 ディスク、および Sun StorEdge D2 アレイは、ファイバ チャネル ケーブル経由で直接接続されているホストから監視します。
- Sun StorEdge Network FC Switch-8 および Switch-16 スイッチは、サブネット上の任意のホストから監視します。これは、探索がネットワーク全体にわたって実行されるためです。
- Brocade Silkworm スイッチは、サブネット上の任意のホストから監視します。これは、探索がネットワーク全体にわたって実行されるためです。
- Sun StorEdge T3 および T3+ アレイは、t3 メッセージログファイルにアクセスできてサブネット上で Ethernet 接続を備えているホストから監視します。
< - 内部ファイバチャネルディスクおよびファイバチャネルテープデバイスは、ファイバチャネルケーブル経由で接続されているホストから監視します。
- Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズ システムは、Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ、Sun StorEdge network FC switch-8 および switch-16 スイッチ、および仮想化エンジンに対して Ethernet 接続されている、Storage Service Processor から監視します。
注:
- [主ホスト] 列には、実際にデバイスの探索を行う登録済みホストのリストが表示されます。
[デバイスの保守] ウィンドウから [情報] リンクをクリックして、[コメント] 画面にアクセスします。
デバイスの保守を行うには[コメント] 画面で、デバイスについての追加情報を追加できます。 たとえば、デバイスのシリアル番号、場所、またはコンポーネントが Sun StorEdge シリーズ デバイスに関連付けられているかどうかを入力できます。
- Storage Automated Diagnostic Environment のメイン ウィンドウで [管理] リンクをクリックします。
- [一般保守] メニューで [デバイスの保守] リンクをクリックします。
- [デバイスの保守] ウィンドウの [デバイス名] 列で、更新するデバイスを選択してクリックします。
- 必要なフィールドに修正を加えた後で、[更新] をクリックします。
- デバイスを追加または更新した後は、[再検出] をクリックしてシステムをリフレッシュします。
注:
- デバイス名の変更は、 内のデバイスの 参照 のみを変更します。オペレーティング システム内におけるそのデバイスへのアクセスや参照には影響しません。
- デバイスの構成を変更した場合 (たとえば、スイッチのシャーシ ID を変更した場合など) は、その不要なデバイスを削除する必要があります。Storage Automated Diagnostic Environment で、以前のデバイスが削除されたというメッセージが表示されます。ただし、トポロジでは、デバイスを手動で追加および検出するまで、削除されたデバイスが表示されません。
デバイスがサイトから削除された場合や、デバイス監視が不要になった場合には、不要なデバイスを削除できます。
注:
スレーブは削除することができますが、マスターは、パッケージを削除しない限り削除できません。
デバイスを削除するには
- Storage Automated Diagnostic Environment のメイン ウィンドウで [管理] リンクをクリックします。
- [保守] メニューで [デバイスの保守] リンクをクリックします。
[デバイスの保守] ウィンドウが表示されます。
- [デバイスの保守] ウィンドウの [デバイス名] 列で、削除したいデバイスを選択します。
そのデバイスの保守ウィンドウが表示されます。
- [削除] をクリックします。
- 構成からデバイスを削除しても、キャッシュ内にあるデバイス計測機構へのアクセスは、すぐには削除されません。これは、次にエージェントを手動で実行したときにクリアされます。
- そのデバイスの状態情報も、エージェントの次の実行時まで維持されます。したがって、デバイスを構成から削除した後も、もう一度新しいトポロジ スナップショットを取るまでの間、現在のスナップショットとしてのトポロジおよび計測機構には引き続きそのデバイスが表示されます。
デバイスの名前を変更した後でコマンド行または GUI からエージェントを実行すると、Storage Automated Diagnostic Environment は、以前のデバイスが削除されたというメッセージを表示します。ただし、デバイスを再検出して新しいトポロジスナップショットを取るまで、Storage Automated Diagnostic Environment トポロジには、名前を変更したデバイスが表示されません。
この問題を回避するには、Storage Automated Diagnostic Environment 構成ファイルに手動で固有の名称 (WWN) を追加します。このファイルは、/var/opt/SUNWstade/DATA/rasagent.conf にあります。
注:
SUNWstade ディレクトリを削除して新しい ras_install を実行しない限り、アップグレードを行っても構成ファイルはシステム上に維持されます。
[電子メール通知] ウィンドウを使用して、自分自身または社内のほかの管理者への電子メールの生成をカスタマイズできます。たとえば、Sun StorEdge T3 および T3+ アレイから発信される優先度の高い警告だけを受信したい場合は、この場合についてだけ特別な通知を作成することができます。
警告は、[電子メール通知] 機能で入力した有効な電子メールアドレスにだけ送信されます。
ローカル通知では、プロバイダにメールは送信されません。
ローカル通知に関する以下の情報をカスタマイズできます。
- 通知タイプ
- 電子メールアドレス
- 項目
- イベントタイプ
- 優先順位
注:
ローカルの電子メール/ポケットベル通知機能はオプションで、 のメイン転送機能には影響を与えません
The master instance of the のマスター インスタンスは、ローカル通知に基づいて電子メールを送信する唯一のインスタンスです。
slave instances of the ??? のスレーブ インスタンスは、警告をマスターに送信します。マスターは、それらの警告をフィルタリングし、プロバイダが選択されている場合はそのプロバイダに、またローカル システム管理者が設定されている場合はその管理者に転送します。
通知の追加
このボタンを押してメニューを入力し、上のオプションをカスタマイズします。
電子メール最大数のクリア
このボタンを押して、8 時間内にデバイス単位で送信される電子メールの数をリセットします。[構成オプション] の [最大数を指定しない] に電子メール最大数を設定している場合、このボタンは効果がありません。
確認結果の通知を受ける各システム管理者の通知レコードを作成します。 作成します。
確認結果は、[イベント タイプ]、[優先順位]、および [デバイス カテゴリ] によって限定することができます。複数のイベントを選択して、電子メールまたはポケットベルに送信できます。この柔軟性によって、警告の通知方法をカスタマイズすることが可能になります。
新しいエントリを追加するには
- 既存の電子メール アドレスを更新または削除するには、電子メール リンクをクリックします。
- [通知の追加] ボタンをクリックして、新しい電子メール アドレスを通知リストに追加します。
が収集した「信頼性、可用性、および管理性」 (RAS) 情報の送信に加えて、カスタマイズされたイベント主導型のメッセージのサブセットを、マスターとして設定されたホストから顧客サイトのローカル システム管理者に電子メールで直接送信できます。
注: システムが指定された宛先にメールを送信するように適切に設定されていないと、電子メールが送信されない場合があります。これは特に Storage Service Processor 環境で見られます。Storage Service Processor がサブネット上にあり、目的の宛先へのゲートウェイが存在しない場合です。
ホストからのイベント方式のメッセージのカスタマイズ可能なサブセットの送信 | [ 上へ ] |
- [電子メール アドレス/ファイル名] テキストボックスに 1 つ以上の電子メールアドレスを入力します。
- 各アドレスについて、以下の選択を行います。
- [優先順位] リスト:
- 0 = 通常 (緑色)、情報のみ。これは最も低い優先順位です。
- 1 = 警告 (黄色)
- 2 = エラー (赤色)
- 3 = ダウン (赤色)、システムがダウンしている。
- 警告 + エラー + ダウン
- アクション可能のみ
- カテゴリリスト - が監視している現在のストレージ製品スイートから選択します。
- [イベントタイプ] リスト - デバイスタイプによって分類されたイベントタイプのリストから選択します。
- [追加] をクリックします。
The ??? は、デバイス タイプごとに、特定のイベント タイプのメッセージを指定された電子メール アドレスに送信します。
providers encode data and interface with transport
mechanisms, which transmit information to the NSCC about configured storage
devices. A provider's main function is to relay events generated by health monitors.
The ??? は、次のプロバイダをサポートします。HTTP、Email、SSTR、SRS、Net Connect、SunMC、SNMP Traps、および SSRR。
プロバイダのタイプについて以下に簡単に説明します。
- HTTP プロバイダは、HTTP サーバーに HTTP 呼び出しを送信し、CIM データを適切な形式で転送します。これは、Storage Automated Diagnostic Environment エージェントによって収集された RAS 情報を転送するためのイントラネット機構であり、現在のところ Sun 内部でだけ使用されます。
- Email プロバイダは、特定のイベントをローカル管理者に電子メールで送信することを可能にします。イベントは、要約してポケットベルの電子メール アドレスに送信することもできます。
- SSTR プロバイダは、 のイベントを Sun StorEdge Topology Reporter (SSTR) コンソールに送信します。SSTR コンソールを使用すると、以下の操作を実行できます。
- ホスト、ホストバスアダプタ、スイッチ、ストレージデバイスなどのハードウェア資産の表示と使用環境のグラフィカル ビュー
- ユーザー、アラーム、および資産の管理
- ユーザーの電子メール通知とネットワークホスト通知の設定
- 資産のレポート作成 (検出とも呼ばれる) を管理する。
- 特定の環境内のデバイスに関連した、他の Web ブラウザベースアプリケーションを起動する。
- Sun Remote Services (SRS) プロバイダは、Storage Automated Diagnostic Environment が Sun ストレージデバイスを監視するのを支援します。Storage Automated Diagnostic Environment は、ストレージデバイスイベントを収集して、送信元に渡します。送信元は、XML で記述されたイベントデータを SRS 局に送信します。
SRS プロバイダでは、SRS XML 形式を認識できる第ニの通知プロバイダにイベントを送信する必要がある場合に、第ニの IP アドレスを使用できます。
- SRS Net Connect プロバイダは、SRS ファミリ製品の一部です。SRS Net Connect は、インターネット ベースの技術を使用するため、顧客サイトに追加の専用ネットワーク接続を用意する必要がありません。SRS Net Connect は、システムの活動が設定されたしきい値を超えたときに、電子メールまたはポケットベルを通じてユーザーに通知します。
注:
マスターエージェントが動作するホストは、NetConnect Provider 構成でリレーとして設定されているのと同じホストである必要があります。
- SNMP Traps プロバイダによって、??? は、監視中に発生したすべてのアクション可能なイベントに対して、外部の管理システムにトラップを送信できます。
警告が発生すると、警告は SNMP トラップとして SNMP トランスポートに送信されます。SNMP トラップ リスナーは、SUNWstade パッケージに含まれる StorAgent.mib SNMP MIB ファイルを使用してこれらの警告を復号化します。
警告には、以下の情報が含まれています。
- Storage Automated Diagnostic Environment エージェントの場所
- 警告に関係する Storage Automated Diagnostic Environment デバイス
- 警告レベル
- メッセージ内容
- SSRR プロバイダ
Sun StorEdge Remote Response プロバイダは、モデム技術と共に UNIX-to-UNIX Communication Protocol (UUCP) を使用します。 顧客のデータホスト上に SSRR ソフトウェアが必要です。SSRR プロバイダを使用する対象となるのは、リモートサポートサービス契約を結んでいて、モデム電話ホーム機能を使用するための電話回線を用意している顧客です。イベントを記録する Storage Automated Diagnostic Environment は、Storage Service Processor 上に常駐します。 Storage Automated Diagnostic Environment がイベントを識別すると、以下の手順で処理が行われます。
- データが定義済みの許容範囲に収まっていない場合、Storage Automated Diagnostic Environment はイベントをログに記録し、電子メールまたはポケットベルによって Sun のエンジニアに警告を発します。
- ファイアウォールの外側にいる Sun のエンジニアは、SSRR サーバーにアクセスしてスクリプトを実行します。
スクリプトは、顧客のモデムに電話をかけて、クライアント Network Terminal Concentrator (NTC) および Storage Service Processor へのログインとパスワードを入力します。
- スクリプトは、顧客の Storage Service Processor と SSRR サーバーとの間に安全なポイントツーポイントプロトコル (PPP) 接続のネゴシエーションを行い、Sun のエンジニアを自動的に顧客の Storage Service Processor にログオンさせます。
- Sun のエンジニアは、SAN コンポーネントにアクセスして、リモートで診断を行い、いくつかの保守ルーチンを実行できます。
注:
If the ??? が手動または cron によって実行されたときに、SSRR プロバイダは選択されていても SSRR ソフトウェアがインストールされていないか適切に設定されていない場合は、次のエラー メッセージが表示されます。
***ERR: アクセス権ファイル内でマシン名が見つかりません。
SunMC プロバイダSunMC プロバイダを使用すると、Storage Automated Diagnostic Environment は、アクション可能なイベントおよび監視トポロジを SunMC コンソールに送信して、コンソールにアラームと警告テキストを表示させることができます。SunMC 情報は、Sun Remote Services (SRS) の場合と同様であり、互換性があります。SunMC は、情報を SRS に送信できます。その場合、Storage Automated Diagnostic Environment で SRS プロバイダをアクティブにする必要はありません。
構成を変更すると、構成をプッシュするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。[構成の確認] 機能を使用すると、設定し忘れた箇所や修正する必要のある設定のリストを表示できます。
注:
[構成のプッシュ] 機能は非常に重要です。この機能は、マスターインスタンス下のすべてのスレーブインスタンスを、マスターのインスタンスと同期させて、監視および通知が適切に行われるようにします。
エージェントのアクティビティを制御して、選択したホスト上で Storage Automated Diagnostic Environment の実行を一時的に停止できます。また、デバイスのテスト中や、意図的に障害を発生させた場合に、エラーの電子メール通知を作成しないようにすることもできます。
注:
デフォルトでは、マスターの監視機能は自動的にオンにはなりません。[監視] を手動でオンにする必要があります。
- エージェントの開始/停止機能を使用してエラー時の電子メール通知作成を抑制できるのは、1 つのデバイス タイプを監視していて、すべてのデバイスが同時に監視される場合 (アップグレード時など) だけです。
[デバイスの開始] ウィンドウを使用すると、監視をデバイス単位で非アクティブにすることができます。
- デバイスを開始または停止するには、該当するチェック ボックスをオンにします。
- [監視] がオンのときには、[停止] チェック ボックスが表示されます。
- [監視] がオフのときには、[開始] チェック ボックスが表示されます。
- [変更の確定] をクリックします。
The ??? は、このマスターに設定されているすべてのスレーブ ホスト上の構成ファイルを更新する必要があります。
- これには、[保守] メニューの [スレーブの構成をプッシュ] オプションを使用します。
- デバイスをテストしている場合や、障害を意図的に発生させている場合に、[デバイス監視の開始/停止] ウィンドウを使用して、特定のデバイスに対するローカル通知を一時的に停止できます。
注:
デバイスが非アクティブ (オフ) になっても、監視は継続されます。ただし、デバイスの監視がこの状態になっている間は、障害が検出されても電子メール通知が行われません。結果として、エラーが検出された場合は、ログに記録され、SRS NetConnect または HTTP プロバイダによって送信されますが、電子メール通知では送信されません。
[テスト電子メール] ウィンドウを使用して、テスト電子メールおよびメッセージを送信し、??? のメール機能がインストール済みで正しく動作していることを確認したりできます。
[テスト電子メール] ウィンドウにアクセスするには
- Storage Automated Diagnostic Environment のメイン ウィンドウで [管理] リンクをクリックします。
- [一般保守] メニューで [テスト電子メール] リンクをクリックします。
[テスト電子メール] ウィンドウが表示されます。
- [電子メール アドレス] テキスト ボックスに、自分の電子メール アドレスを入力します。
- [メッセージ] テキスト フィールドに簡単なコメントを入力します。
[メッセージ] テキスト フィールドを空白にすると、テスト電子メールにデフォルト メッセージが含められ、表題行には Test Message と記入されます。
注:
[メッセージ] テキスト フィールドに改行を入力すると、テキストを入力できなくなります。
やり直すには、[メッセージ] テキストフィールドをクリックしてから、テキストを入力します。
- 構成を完了した後に、すべての設定内容を確認したい場合は、[一般保守] メニューの [構成の確認] リンクを選択します。
- 必要に応じて、設定し忘れた箇所や、再確認の必要がある設定に関して表示される指示に従います。
[構成オプション] ウィンドウを使用すると、選択した構成オプションのデフォルト値を変更できます。以下の情報を使用して、既存の構成オプションを更新します。
- [古い (履歴内の) トポロジの数 (比較のために保存) ]
比較のためにトポロジ履歴に保存するトポロジの数を入力します。デフォルトは 5 です。
- [テストマネージャのリフレッシュレート]
テスト出力用のウィンドウのリフレッシュ (再ロード) 間隔を秒単位で指定します。デフォルトは 30 秒で、最小のリフレッシュ間隔は 5 秒です。
- [イベントファイルの最大サイズ]
イベントファイルの最大サイズをメガバイト単位で指定します。通知プロバイダに対してデータパケットサイズを制限するために使用します。デフォルトは 2 です。
- [電子メールプログラムへのパス]
ローカル電子メールプログラムを変更するときに使用します。
- [イベントごとに 1 つの電子メールを送信]
このチェックボックスで、特定のイベントについて送信される電子メールの数を、1 つに制限できます。
- [電子メールの最大数]
特定のコンポーネントについて 8 時間以内に送信される電子メールの数を指定します。デフォルトは[最大数を指定しない] で、オプションとして 5、10、20、または 50 を指定できます。
[電子メール通知] ウィンドウを使用して、指定した電子メールの最大数をクリアすることもできます。
- [GUI 帯域幅]
低速および高速ローカル エリア ネットワーク (LAN) に対する帯域幅を指定します。 デフォルトは [高帯域幅] です。
- [画面のサイズ]
GUI 画面のデフォルト サイズを設定します。
- [大画面] - 3 つのウィンドウが表示されます。左側のフレーム ウィンドウ、トラッキング リンクを含む上部のウィンドウ、およびメイン トピック ウィンドウです。[大画面] は、モニタのサイズが 1280 x 1024 の場合に推奨されます。
- [小画面] - [大画面] と同様に 3 つのウィンドウが表示されますが、モニタのサイズが 1024 x 864 の場合に推奨されます。
- [フレームなし] - トラッキング リンクを含む上部のウィンドウと、メイン トピック ウィンドウだけが表示されます。
- [フレームなし+アクセス可能] - [フレームなし] と同様にトラッキング リンクを含む上部のウィンドウとメイン トピック ウィンドウが表示されますが、ユーザーがマウスの代わりにキーの組み合わせを使って作業を実行できます。
アプリケーション起動用ウィンドウを使用すると、ユーザーはデバイスごとに URL ブックマークを Storage Automated Diagnostic Environment に保存できます。現在のところ、URL ブックマークを保存できるデバイスは以下のとおりです。
- Sun StorEdge T3 および T3+ アレイ
- Brocade Silkworm スイッチ
- Sun StorEdge Network FC スイッチ
- Sun StorEdge 3900 および 6900 シリーズ
- ファイバチャネルテープデバイス
- 仮想化エンジン
注:
アプリケーション起動用ウィンドウは、Storage Automated Diagnostic Environment から Brocade Silkworm Switch Management インタフェースを直接起動する簡単な方法を提供します。これにより、新しいブラウザ ウィンドウを開いて Brocade Silkworm スイッチの URL を手動で入力する必要がなくなります。